ドローン国家資格の取得方法と期間|スクール経由と直接受験、申し込みから交付までの流れ

公開 2026-09-21・資格の基礎

この記事は公開時点(2026-09-21)の情報です。制度の詳細は国土交通省の案内も合わせてご確認ください。

取得のルートは2つあります。登録講習機関(スクール)で講習を受けて実地試験を免除してもらうか、指定試験機関で実地試験を直接受けるかです。9割以上の人はスクール経由です。この記事ではスクール経由を中心に、全体の流れと期間を整理します。

2つのルート

スクール経由(登録講習機関)直接受験(一発試験)
実地スクールの講習を修了し、修了審査に合格すると指定試験機関の実地試験が免除指定試験機関の会場で実地試験を受ける
学科指定試験機関の学科試験(CBT)を受ける ※共通同じ
身体検査指定試験機関に提出・受検 ※共通同じ
費用スクール料金+共通費用実地試験の手数料+共通費用
向いている人初めて取る人、確実に取りたい人すでに高い操縦技能があり、独学で規定の課題をこなせる人

直接受験は安く見えますが、実地試験の会場・日程が限られ、不合格なら再受験の手数料がかかります。初学者は実質的にスクール経由の一択です。

スクール経由の流れ(申し込みから交付まで)

  1. DIPS 2.0 でアカウントを作り、「技能証明申請者番号」を取得する

    国土交通省のドローン情報基盤システム(DIPS 2.0)で個人アカウントを開設し、技能証明申請者番号を発行します。スクールへの申し込み時にこの番号が必要です

  2. スクール(登録講習機関)に申し込む

    一等/二等、初学者/経験者、限定変更(目視外・夜間)の有無を決めて申し込みます。番号を伝えると、スクールがあなたの受講記録を登録できるようになります

  3. 講習を受ける(学科+実地)

    学科はオンラインで受けられるスクールもあります。実地は会場で行います

  4. 修了審査に合格する

    スクール内で行う実技審査です。合格すると講習修了証明書が発行され、指定試験機関の実地試験が免除されます

  5. 学科試験(CBT)を受ける

    指定試験機関が全国のテストセンターで実施しています。講習の前後どちらで受けてもかまいません

  6. 身体検査を受ける

    自動車運転免許証などの書類を提出する「書類方式」が一般的です。会場で受ける方式、医療機関の診断書を提出する方式もあります

  7. 技能証明の交付を申請する

    DIPS 2.0 から申請し、手数料(二等3,000円/一等6,000円)を納付します

  8. 技能証明書(カード)が交付される

学科試験・身体検査・申請手数料は、どのスクールを選んでもかかる「共通費用」です。金額は共通費用の解説にまとめています。

「初学者」と「経験者」の違い

講習の最低時間は、受講者の区分で大きく変わります。

区分二等一等
初学者学科10時間+実地10時間学科18時間+実地50時間
経験者学科4時間+実地2時間学科9時間+実地10時間

経験者として扱われるのは、民間のドローン資格(各団体の技能認証)を持っている人や、すでに一方の技能証明を持っている人などです。どの民間資格を経験者扱いにするかはスクールごとに決まっているので、申し込み前に確認してください。当サイトの比較表は初学者/経験者を分けて表示しています。

かかる期間の目安

工程目安
申請者番号の取得数日(本人確認を含む)
講習(二等・初学者)最短2〜4日程度。スクールの日程による
講習(一等・初学者)実地50時間のため1〜2週間以上
学科試験テストセンターの空き次第。予約から数日〜数週間
身体検査(書類方式)提出後、数日〜
交付申請〜交付審査に数週間

二等の初学者で、講習の日程がすぐ取れれば申し込みから交付まで1〜2か月が目安です。年度末や制度改正の直後は混み合うので、必要な時期が決まっている人は早めに動いてください。比較表の「最短取得日数」の行で、各スクールの講習日数を確認できます。

次回は、どこで受けられるのか(場所)を整理します。


手続きの詳細は国土交通省「無人航空機操縦者技能証明等」およびDIPS 2.0の案内でご確認ください。

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