ドローン国家資格の取得方法と期間|スクール経由と直接受験、申し込みから交付までの流れ

公開 2026-09-21 / 更新 2026-09-30・資格の基礎

この記事は公開時点(2026-09-30)の情報です。制度のくわしい内容は、国土交通省の案内でも確かめてください。

この記事の要点

  • 取り方はスクール経由と直接受験の2通り。初めてならスクール経由が現実的
  • スクール経由は、申請者番号の取得から技能証明書が届くまで8ステップ
  • 二等の初学者なら、申し込みから交付まで1〜2か月が目安

取り方は2通りあります。スクール(登録講習機関)で講習を受けて実地試験を免除してもらうか、指定試験機関で実地試験を直接受けるか。ほとんどの人はスクール経由なので、ここでもスクール経由の流れと期間を中心に書きます。

2つの道

スクール経由(登録講習機関)直接受験(一発試験)
実地スクールの講習を修了し、修了審査に受かると指定試験機関の実地試験が免除指定試験機関の会場で実地試験を受ける
学科指定試験機関の学科試験(CBT)を受ける ※共通同じ
身体検査指定試験機関に出す・受ける ※共通同じ
費用スクール料金+共通費用実地試験の手数料+共通費用
向いている人初めて取る人、確実に取りたい人もともと操縦がうまく、決められた課題を独学でこなせる人

直接受験は安く見えます。ただ、実地試験の会場と日程は限られていて、落ちれば受け直しの手数料がかかります。初めての人なら、スクール経由を選ぶのが現実的です。

スクール経由の流れ(申し込みから交付まで)

  1. DIPS 2.0 でアカウントを作り、「技能証明申請者番号」を取る

    国土交通省のドローン情報基盤システム(DIPS 2.0)で個人アカウントを作って、番号を発行します。スクールに申し込むときにこの番号を聞かれます

  2. スクール(登録講習機関)に申し込む

    一等か二等か、初学者か経験者か、限定変更(目視外・夜間)を付けるかを決めて申し込みます。番号を伝えると、スクールがあなたの受講記録を登録できるようになります

  3. 講習を受ける(学科+実地)

    学科はオンラインで受けられるスクールもあります。実地は会場です

  4. 修了審査に受かる

    スクールの中で受ける実技の審査です。受かると講習修了証明書が出て、指定試験機関の実地試験が免除されます

  5. 学科試験(CBT)を受ける

    指定試験機関が全国のテストセンターでやっています。講習の前でも後でもかまいません。合格の証明番号は2年間使えます

  6. 身体検査を受ける

    自動車運転免許証などの書類を出す「書類での受検」がふつうです。会場で受ける方法もあります。一等で25kg未満の限定を付けないなら、指定の様式の診断書が要ります。合格の証明番号は1年間使えます

  7. 試験合格証明書の発行を申し込み、技能証明の交付を申請する

    講習修了・学科試験・身体検査がそろったら、指定試験機関の試験申込システムで「試験合格証明書」の発行を申し込みます(7営業日)。そのあと DIPS 2.0 から申請して、手数料(二等3,000円/一等6,000円)を払います

  8. 技能証明書(カード)が届く

学科試験・身体検査・申請手数料は、どのスクールを選んでも同じ額がかかる「共通費用」です。金額は共通費用の解説に書きました。

「初学者」と「経験者」の違い

講習の最低時間は、どちらの区分かでかなり変わります。

区分二等一等
初学者学科10時間+実地10時間学科18時間+実地50時間
経験者学科4時間+実地2時間学科9時間+実地10時間

経験者として扱われるのは、民間のドローン資格(各団体の技能認証)を持っている人や、国家資格の片方をすでに持っている人などです。どの民間資格を経験者として認めるかは、スクールごとに決まっています。申し込む前に確かめてください。当サイトの比較表は、初学者と経験者を分けて載せています。

かかる期間の目安

工程目安
申請者番号の取得DIPS 2.0 のアカウント登録と同時〜数日
講習(二等・初学者)最短2〜4日ほど。スクールの日程による
講習(一等・初学者)実地が50時間あるので1〜2週間以上
学科試験テストセンターの空き次第。正式な合格通知は受けてから8営業日ほど
身体検査(書類での受検)結果は申し込んでから8営業日ほど
試験合格証明書の発行7営業日
交付申請〜交付数週間ほどかかることがある

二等の初学者で、講習の予約がすぐ取れれば、申し込んでから交付までは1〜2か月が目安です。年度末や制度が変わった直後は混むので、いつまでに必要か決まっている人は早めに動いてください。各スクールの講習日数は、比較表の「最短取得日数」の行で見られます。

次回は、どこで受けられるのか(場所)をまとめます。

出典: 指定試験機関「学科試験」・「身体検査」、国土交通省「登録講習機関の教育の内容の基準等を定める告示」(統合版)、国土交通省「無人航空機操縦者技能証明書の交付手数料額」(2026年9月29日確認)。期間は当サイトの調べにもとづく目安です


手続きのくわしい内容は、国土交通省「無人航空機操縦者技能証明等」とDIPS 2.0の案内で確認してください。

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